トヨタのプリウス(初年度H29年、型式ZVW51、カラー070)のキズを修理しました。
プリウスのバンパーを安く高品質で修理した事例
修理前の写真
プリウスのフロントバンパーの左カドにけっこうなガリキズがあります。
このお客様は以前から修理はすべてカーディーラーに依頼されていたそうで、この程度なら交換修理になってしまうであろうから、現物修理をしてくれそうな当店にご来店してくださいました。
キズの深さがこれくらいある場合は、きれいに仕上げるためにも2種類のパテの工程が必要です。傷全体をペーパーとサンダーで削り均してから中間パテを盛りつけ、パテ研ぎを丁寧に行います。つぎにポリパテという目の細かい仕上げ用のパテで同様の作業を経て、塗装の下準備のサーフェサーを吹き付けます。
もちろんすべてのパテ、サフェーサーと塗装工程のそれぞれの前には「足付け」工程というものがあります。わざと表面をザラザラにすることで密着度を高めるためです。
1つの作業ごとに施工面積は広がっていき、最終的にはほぼバンパーの半分近くまで作業範囲がおよびます。
時間や費用を抑えるために1つないし2つの工程を省くことも可能ですが、やはり仕上がりが違ってきます。
最近ガソリンスタンドで見かける「ワンタッチ・・・・円!」などのキャッチフレーズの簡易方法の軽板金塗装は当店に比べると作業工程が明らかに少ないのですが、キズが深かったりヘコミがあるとパテ作業が必要になり料金はワンタッチ料金の2倍になります。このプリウスの場合ですと面積が2倍として合計ワンタッチ料金が9,800円とすると合計で4倍かかります。
当社では塗料と下地剤であるサーフェサーはともに国内最高レベルを採用、塗装の上に吹き付ける透明なクリアーにはキズがつきにくく紫外線によるダメージを受けにくいものを標準採用していますので安心かつお得です。ちなみに外車やレクサスなどの高級車の多くには耐スリキズ・耐紫外線性能が高いクリアーが採用されています。
またイタリア製ナンバー1メーカーであるSAICO製塗装ブースを使用していますので空気中の異物や水分もクリーンに保たれておりそれらが原因で発生するブツやピンホールなどの塗装不良の心もありません。
修理後の写真
塗装色は3コートパールでしたが調色はバッチリです。
3コートパール塗装は当店にお任せください、キレイな仕上がりには確かな技術が必要です。この塗装は下地処理後にまず着色顔料(カラーベース)、次にパール顔料(マイカベース)そしてクリアーという3層からなっています。パール顔料は1種類ではなく形や色の違うたくさんの種類の中から実際の車を見ながら最適なものを選びます。下手をするとカラーベースの色とともにマイカベースの膜厚によってもかなり違った感じに仕上がりますので注意が必要です。
このプリウスのキズ修理料金(税別)について
カーディーラーで修理すると約60,400円かかる修理でしたが、当社では27,273円で修理できました。
カーディーラーより約33,000円(54%ダウン)安くプリウスのキズを修理しました。