トヨタのランドクルーザープラド(初年度H30年、型式TRJ150、カラー070)のヘコミを修理しました。
トヨタ車のバンパーの大きなヘコミを交換しないで板金修理した事例
ランドクルーザープラドのリヤバンパーの左カドに本来なら必ず新品交換修理程度の大きなヘコミがあります。
この車のバンパー交換修理は合計約69,500円でそのほとんどが高価な部品代です。
お客様のご希望で、少々のゆがみはご了承のうえ現物を板金修理します。
修理前の写真
ヘコミがこれくらい大きい場合、板金修理を引き受けてくれるところはカーディーラーはもちろん一般の修理工場でもほとんどありません。工場の回転率が落ち、採算が悪いためです。
国産車のバンパーは大抵が塗装済みで供給されるのですが、トヨタの場合、白色が強く出る傾向があり隣接パネルと色が合わない場合がしょっちゅうあります。
つまり割高な新品交換をしたにもかかわらず、色が合わないという結果になる恐れがあるというけです。
逆に言うと、現物を修理すると修理代が安上がりな上に、色が交換修理に比べてピッタリ合うメリットがあります。
下の写真はマークⅡの新品バンパーを取り付けたものですが色が合っていません。
色が合っていない新品バンパーの写真
修理後の写真
わずかな「ひずみ」が残るごとを説明していましたが、お客様は「まったく判らない」ということで、仕上がりには大変満足してくださいました。
当店ではイタリア製ナンバー1メーカーであるSAICO製塗装ブースを使用していますので空気中の異物や水分もクリーンに保たれておりそれらが原因で発生するブツやピンホールなどの塗装不良の心配はありません。
また塗料と下地剤であるサーフェサーはともに国内最高レベルのものを採用し、塗装の上に吹き付ける透明なクリアーにはキズがつきにくく紫外線によるダメージを受けにくいものを標準で採用していますので安心かつお得です。ちなみに外車やレクサスなどの高級車の多くには耐スリキズ・耐紫外線性能が高いクリアーが採用されています。
このお車の塗装色はホワイトパールクリスタルシャインという3コートパールです。
3コートパール塗装は当店にお任せください、キレイな仕上がりには確かな技術が必要です。この塗装は下地処理後にまず着色顔料(カラーベース)、次にパール顔料(マイカベース)そしてクリアーという3層からなっています。パール顔料は1種類ではなく形や色の違うたくさんの種類の中から実際の車を見ながら最適なものを選びます。下手をするとカラーベースの色とともにマイカベースの膜厚によってもかなり違った感じに仕上がりますので注意が必要です。
このランドクルーザープラドのヘコミ修理料金(税別)について
カーディーラーで修理すると約69,500円かかる修理でしたが、当社では45,000円で修理できました。
カーディーラーより約24,500円(35%ダウン)安くランドクルーザープラドのヘコミを修理しました。
自動車のキズやヘコミ修理業者を、安さ重視で選ぶと後悔します。
高品質でもっとも安い自動車修理工場をお探しください。