トヨタのヴォクシー ハイブリッド 80系(初年度R2年、型式ZWR80、カラー202)のヘコミ・キズを修理しました。
ヴォクシーのバックドアとバンパーを交換しないで安く高品質で鈑金修理した事例
修理前の写真
ヴォクシー ハイブリッドのバックドアの左下のカドとリヤバンパーにヘコミ・変形があります。ともに「グシャッ」押しつぶれているような状態です。
塗装色はカラー番号が202でソリッドのブラックです。
最近購入されたばかりの新車ですが、当社のウェブサイトのホームページをご覧になり品質と価格に期待してご来店くださいました。
ゆがみが残っても構わないのでなるべく安く修理をしたいというお客様のご希望でしたので、普通なら共に交換修理になるところを現物修理することになりました。
結果は「パッと見てヒズミが判ると思っていたけれど、これなら全くわからない。予想していたよりもずっとキレイです。」と仰って頂くことができました。
また、追加で修理部分のガラスコーティング施工をご注文いただきました。鈑金修理との同時施工時は特別価格で承っていますので、かなり多くのお客様がご依頼いただいています。
このくらいの変形の鈑金修理を快く引き受けてくれるところはあまりありません。
一般的に新品交換修理の6割の料金で鈑金塗装修理ができるかどうかが判断の境目になります。つまり技術力が高く作業の早い修理工場ほど困難な板金作業を引き受けるこ傾向があるわけです。
バックドアパネルを新品交換する場合は未塗装のパネルのみが供給され裏表ともに塗装が必要です。古いドアに付属するすべての部品の脱着が必要で内張、窓ガラス、、ドアノブ、ヒンジ等々そのほか多数あります。
現物修理をすることでそれらの脱着作業が不要になりますので、その分も安くなります。
修理後の写真
本来なら部品交換修理をするところですが、ご予算の都合で鈑金塗装修理をすることになりました。ゆがみが残る可能性をご説明していましたが、ほとんど気にならない程度に仕上がりました。
鈑金塗装で新品状態に完全に戻すことは無理ですが、新品に近い状態にすることは可能です。しかし、板金塗装の技術は職人の腕次第なので、上手い下手がはっきり分かれてしまいます。特に下記の点に技術者の差が出ます。
1. 塗装部分の色は合っているか
2. ヘコみや変形部分の修理はきれいに整形されているか
3. ドアやとなりのパネルとのすき間がそろっているか。
もちろん今回のように本来なら部品交換修理をするところを鈑金修理した場合には上記2について限界があります。ご提案のときに十分説明をさせていいただいていますが、お客様にはご満足いく仕上がりになりました。
当店にはナンバー1塗装ブースメーカーの伊SAICO製ブースが設置されており、空気中の異物や水分はフィルターで除去されますので、それらが原因で発生するブツやピンホールなどの塗装不良の心配はありません。
また塗料と下地剤であるサーフェイサーはともに国内最高レベルのものを採用し、塗装の上に吹き付ける透明なクリアーにはキズがつきにくく紫外線によるダメージを受けにくいものを標準で採用していますので安心かつお得です。ちなみに外車やレクサスなどの高級車の多くには耐スリキズ・耐紫外線性能が高いクリアーが採用されています。
このヴォクシー ハイブリッドのヘコミ・キズ修理料金(税別)について
カーディーラーで修理すると最低150,000円かかる修理でしたが、当社では85,645円で修理できました。ガラスコーティングは別料金です。
カーディーラーより約64,355(42%ダウン)も安くヴォクシーのヘコミ・キズを修理しました。