日産のセレナ e-POWER(初年度H30年、型式HC27、カラーQAX)のヘコミ・キズを修理しました。
セレナの大きなヘコミを交換無しで安く高品質で板金修理した事例
修理前の写真
セレナ e-POWERのボンネットまたはフードに大きなヘコミとキズがあります。
塗装色はカラー番号がQAXのミントホワイトパール3Pという新色かつこの車専用の特殊色で調色が困難です。
カーディーラーさんなら間違いなく交換ですがお客様とのお話し合いの結果、ある程度のゆがみは残っても構わないということでしたので板金修理をすることになりました。
ちなみに歪み無く修理は完成し大変ご満足していただくことが出来ました。
この大きさのヘコミがパネル中央にある場合で、板金修理を引き受けてくれるところはカーディーラーはもちろん一般の修理工場でもまずありません。板金作業に時間がかかってしまい工場の回転率が落ち採算が悪くなるからです。
ヘコミがパネルの真ん中にある場合は板金作業の仕上がりに注意が必要です。しかもヘコミの面積が大きいと板金作業の過程で水面の波紋のようにひずみ・ゆがみが広がってしまう可能性が高くなるからです。「絞り」というそれを解消する工程もあるのですがそれにも限界があり、微妙にゆがみが残ってしまうのです。結果、このセレナの場合では修理範囲はパネル全面にまでおよびます。
また、このセレナ e-POWERのような色合わせのむずかしい3コートパール塗装は当店にお任せください、キレイな仕上がりには調色と塗装工程に確かな技術が必要です。経験が浅いとカラーベースの色とともにマイカベース(光沢片)の膜厚によってもかなり違った感じに仕上がり、「色は合っているが塗装表面の光り方や角度によっては見え方が違う」ことになったりしますので注意が必要です。
修理後の写真
色合せはまったく問題なく、ゆがみはほとんど残りませんでした。
板金塗装で新品状態に完全に戻すことは無理ですが、新品に近い状態にすることは可能です。しかし、板金塗装の技術は職人の腕次第なので、上手い下手がはっきり分かれてしまいます。特に下記の点に技術者の差が出ます。
1. 塗装部分の色は合っているか
2. ヘコみの修理はきれいに整形されているか
3. ドアやとなりのパネルとのすき間がそろっているか。
今回、若干のゆがみが残る可能性をご説明していましたが、まったく気にならない程度に仕上がりました。
当店ではイタリア製ナンバー1メーカーであるSAICO製塗装ブースを使用していますので空気中の異物や水分もクリーンに保たれておりそれらが原因で発生するブツやピンホールなどの塗装不良の心配はありません。
また塗料と下地剤であるサーフェサーはともに国内最高レベルのものを採用し、塗装の上に吹き付ける透明なクリアーにはキズがつきにくく紫外線によるダメージを受けにくいものを標準で採用していますので安心かつお得です。ちなみに外車やレクサスなどの高級車の多くには耐スリキズ・耐紫外線性能が高いクリアーが採用されています。
このセレナ e-POWERのヘコミ・キズ修理料金(税別)について
カーディーラーで修理すると約100,000円かかる修理でしたが、当社では54,545円で修理できました。
カーディーラーより約45,450円(45%ダウン)安くセレナ e-POWERのヘコミ・キズを修理しました。
自動車のキズやヘコミ修理業者を、安さ重視で選ぶと後悔します。
高品質でもっとも安い自動車修理工場をお探しください。