マツダのプレマシー(初年度H20年、型式CREW、カラーA4A)のキズ・ヘコミを修理しました。また、同時に車検もご依頼くださいました。本社の指定工場にて行います。
交換レベルのヘコミを中古部品と板金で半額以下で修理した事例
修理前の写真
プレマシーの左のリヤスライドドア、リヤフェンダーとサイドシルおよびそのサイドシルパネルが大きく凹んでいます。
通常であればディーラーに限らず一般の修理工場でもすべて交換レベルですが、お客様のご希望でドアは中古を手直しし、ほかはすべて板金修理をすることになりました。
損傷程度にもよりますが、新品交換に比べて現物を板金塗装修理することで最も安くなるのは概してリヤフェンダーパネルです。交換には切り取りと貼付けが必要で半自動溶接機、エアソー、スポットカッターやスポットドリルを必要とする重作業の上に窓ガラスや内装などの付属品の脱着も必要になるからです。
また、ドアの新品交換は未塗装のパネルのみが送られてきて下処理後に塗装を行います。もちろん付属部品はすべて取り外しておいて、塗装後に取り付けなければなりません。多くの作業・時間を伴うために料金が高額になります。
このプレマシーでスライドドアを新品交換する場合に比べて中古を使用することで約45,000円安くなります。
また、リヤフェンダーとサイドシルを交換しないで板金修理することであわせて8万円程度安くなります。
重要なことですが、当店は安いだけの軽補修はしません。パテの使用量を最低限にするために、ていねいにへこんだ部分を高い板金技術で可能な限り修復します。そうすることで歪みや、経年での変形や劣化を無くします。
また、中古部品については程度の良好なものを安く探し出すことを得意としています。ほかの修理工場も利用している全国ネットワークに問い合わせるだけでなく、部品問屋さんが仕入れをしている物流段階が1レベル上の有料ネットワークに加盟していることが最大の違いです。加えて長年の経験から選択した有力なリサイクルパーツ会社数社からも探し出します。
修理後の写真
仕上がりは満足のいくものになりました。
板金塗装で新品状態に完全に戻すことは無理ですが、新品に近い状態にすることは可能です。しかし、板金塗装の技術は職人の腕次第なので、上手い下手がはっきり分かれてしまいます。特に下記の点に技術者の差が出ます。
1. 塗装部分の色は合っているか
2. ヘコみの修理はきれいに整形されているか
3. ドアやとなりのパネルとのすき間がそろっているか。
もちろん今回のように本来なら部品交換修理をするところを板金修理した場合は上記の2番の点に限界があります。当店ではご提案のときにご説明をさせていただくよう心がけております。若干のゆがみが少し残る可能性をご説明していましたが、ほとんど気にならない程度に仕上がりました。
当店ではイタリア製ナンバー1メーカーであるSAICO製塗装ブースを使用していますので空気中の異物や水分もクリーンに保たれておりそれらが原因で発生するブツやピンホールなどの塗装不良の心配はありません。また塗料と下地剤であるサーフェサーはともに国内最高レベルのものを採用し、塗装の上に吹き付ける透明なクリアーにはキズがつきにくく紫外線によるダメージを受けにくいものを標準で採用していますので安心かつお得です。ちなみに外車やレクサスなどの高級車の多くには耐スリキズ・耐紫外線性能が高いクリアーが採用されています。
このプレマシーのヘコミ修理料金(税別)について
カーディーラーで修理するとどんなに安くても280,000円かかる修理でしたが、当社では136,135円で修理できました。
カーディーラーより140,000円(51%ダウン)以上安くプレマシーのキズ・ヘコミを修理しました。
自動車のキズやヘコミ修理業者を、安さ重視で選ぶと後悔します。
高品質でもっとも安い自動車修理工場をお探しください。