ホンダのN BOX(初年度H24年、型式JF1)のキズ・ヘコミを修理しました。
アウトサイドパネルのヘコミは修理するととても安くなる詳細な事例
修理前の写真
N BOXの右のリヤドア、その後ろのリヤアウトサイドパネルにヘコミがありテールレンズは割れてしまっています。
写真では判りにくいですが、アウトサイドパネルは斜線の部分が広くへこんでおり普通はどこで修理をされても交換です。ドアは希望すればノンクレーム条件で板金を引き受けてくれるところもあるでしょう。
だいたい直ればよいというご希望でしたので少しの歪みが残ることをご了解の上で、すべて板金修理をします。テールレンズは程度の良い中古部品を探しました。
アウトサイドパネルを交換しないで修理すると、パネルそのもののガス溶接による切り貼り作業工賃に加え、部品代はもちろん窓ガラスの脱着やバンパー、となりのドアなどの取り外しも不要になるために修理代金はとても安くなります。
当店は安いだけの軽補修はしません。パテの使用量を最低限にするために、ていねいにへこんだ部分を高い板金技術で可能な限り修復します。そうすることで歪みや、経年での変形や劣化を無くします。
手作業による板金工程では慎重に形を整えた後にパテ埋め作業をするのですが、このケースでパテは、中間パテそしてポリパテの順番に盛って行き最後に塗装前のサーフェサーを吹き付けます。中間パテの前段階の粗いファイバーパテを使用すると作業は早くなりますが完成後のトラブルの原因になりますので、当店ではその代わりに引き出し作業を時間をかけてぎりぎりまで行います。
ひとつのステップごとに丁寧に削りこみと整形作業が必要です。また、イメージしていただければお分かりかと思いますがステップごとに施工面積は広がっていきますので、最終的に塗装を含めた施工面積はこの車の場合はほぼフェンダーパネル全面近くになります。
また、当社は中古部品をお探しすることを得意としております。ただ単に一般の修理工場が利用している全国ネットワークに問い合わせるだけでなく、物流段階が1レベル上の部品問屋さんが仕入れる有料ネットワークの2つのグループと、さらに長年の経験から選択した有力なリサイクルパーツ会社数社から探し出します。今回は状態の良いテールレンズが見つかりましたので磨いてから取り付けました。
修理後の写真
色合せもきれいに仕上げることができ、またヘコミ部分の修理はお客様がご覧になってもわからないレベルに仕上がっておりとても喜んでいただくことが出来ました。
塗料と下地剤であるサーフェサーは国内最高級の材料を採用、塗装の上に吹き付ける透明なクリアーは外車やレクサスなどの高級車に採用されている耐スリキズ・耐紫外線性能がトップクラスのものを標準で使用していますので安心かつお得です。
また塗装ブースはイタリア製ナンバー1メーカーであるSAICO製ブースを使用していますので空気中の異物や水分もクリーンに保たれておりそれらが原因で発生するブツやピンホールなどの塗装不良の心配はありません。
このN BOXのキズ・ヘコミ修理料金(税別)について
カーディーラーで修理すると約254,000円かかる修理でしたが、当社では111,111円で修理できました。
カーディーラーより約142,000円(56%ダウン)安くN BOXのキズ・ヘコミを修理しました。
自動車のキズやヘコミ修理業者を、安さ重視で選ぶと後悔します。
高品質でもっとも安い自動車修理工場をお探しください。